2022年09月19日

『サザエさん』の作者長谷川町子さんのコーギー(エリザベス女王のご愛犬の親戚)


(長谷川町子さんが描かれた「エリザベス女王のご愛犬」のコーギー)
長谷川町子さん作エリザベス女王のご愛犬 - コピー.jpg



(長谷川さんの飼っていたコーギー「エリカ」、「エリザベス女王のご愛犬のまたいとこ」だった)

長谷川町子さんのコーギー子犬のころ - コピー.jpg

(エリカの可愛さに悩殺される長谷川町子さん〈笑〉)
コーギーの可愛さに悩殺される長谷川町子さん - コピー.jpg


 動物好きだった、『サザエさん』の作者長谷川町子さんは、知人から「エリザベス女王のご愛犬のまたいとこ」の可愛らしいコーギーを紹介され、飼われていた。

 エリカの正式名称は「クラフト・フラッシュ・グッド・エリカ・ロイヤル・ウェイ」。由緒正しいだけあって名前も立派だった。

  尻尾が短いぶん「感情をうったえる瞳は表情にとみ、そのかわいさにいっぺんにのう殺されました」

と、長谷川さん。

 ただ、エリカは、先住犬の柴犬「コマ」との折り合いが悪く、「嫁姑の間に立った亭主の気苦労がわかった気がした」とも書かれている。

(しつけやコマの性格の問題というより、昔の犬は番犬なので、今の家犬より気が強かったのが原因だろう)

 エリザベス女王は、1933年に父ジョージ6世(映画『英国王のスピーチ』の国王)が、(おそらく幼い娘たちの遊び相手として)コーギーを飼われて以来、熱烈にコーギーを愛され、18歳のお誕生日に贈られたコーギーの「スーザン」と、その子犬たちを長年にわたり育てられた。

(エリザベス女王と愛犬スーザン〈かわいいだけでなく見るからに聡明そう〉)
エリザベス女王とスーザン3 - コピー - コピー.jpg
(Image credit:Youtube)

 この女王陛下の愛犬の血縁の犬が、めぐりめぐって、日本の長谷川町子さんのお宅まで来て、漫画に描かれたのだ。

【補足】

 浦沢直樹さんの名作漫画「マスターキートン」にも、「女王陛下様の愛犬の血縁の犬」が登場する。(作品の舞台は1990年)

マスターキートン5太助とコーギー - コピー.jpg

 主人公の太一・キートンの父で、動物学者の太平の飼い犬「太助」(器量はいまひとつだが、嗅覚は抜群)と相思相愛のコーギー、ジェシカちゃん。

マスターキートン5エリザベス女王のコーギーの親戚 - コピー.jpg
 ジェシカの飼い主で、都議会議員の妻であることを鼻にかけた近所の女性に、ジェシカは「英国女王様の愛犬の血筋を引く犬」なんだから、雑種が近づくんじゃない、と、いかにも「ザマス」な感じ悪さでくぎを刺されている。

MASTERキートン 完全版 デジタルVer.(5CHAPTER9「豹の檻」p.233より) 




 長谷川町子さんのエッセイ漫画『サザエさんうちあけ話 サザエさん旅あるき』には、長谷川町子さんの家や、旅先で出会った動物たちがしばしば登場する。

(飼い猫のフィリック〈シャム猫、容姿端麗なジェントルマン〉)
長谷川町子さんのシャム猫 - コピー.jpg
(同上「どうぶつ記 13」p.56)

(秋田犬のジロー〈長谷川さん宅の修理に来る大工さんたちが大好き〉)
長谷川さんの秋田犬大工さんが来ると飛び出てくる - コピー.jpg

長谷川さんの秋田犬輪に加わる - コピー.jpg
(同上「どうぶつ記 13」p.59)

 長谷川町子さんのユーモラスなタッチで描かれた彼らは、とてもかわいらしく生き生きとしている。





(参照)

A brief, adorable history of Queen Elizabeth II’s royal corgis l GMA



Susan ウィキペディア記事


posted by pawlu at 13:43| おすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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