織田信長に仕えたなぞの黒人侍、弥助(やすけ)。その人となりが近年の研究で明らかに。ハリウッドで映画化も進むなど、今世界中から注目を集める、弥助の生きざまに迫る。
織田信長に仕えた黒人侍、弥助(やすけ)。イエズス会の宣教師に同行していた弥助を信長が気に入り、家臣に取り立てたのだという。2人の主従関係は「本能寺の変」によりわずか1年3か月で終わったが、その前後の弥助の足取りはこれまでなぞに包まれてきた。しかし近年の研究により、アフリカからアジア、日本へ到る弥助の人生が次第に明らかに。ハリウッドで映画化も進むなど、今世界中から注目を集める、弥助の生きざまに迫る。(番組HPより)
弥助は「信長公記」にも登場した実在の人物だ。

現代語訳 信長公記 (新人物文庫) - 太田 牛一, 中川 太古
信長に対面したときの弥助は、26、7才に見え、長身で頑健そうな体格、十人力の持ち主だったという。(註1)
歴史学者のローレンス・ウィンクラー氏によると、弥助は1579年に当時の首都だった京都に到着。彼を一目見ようと大勢が互いの上によじのぼる騒ぎで、中には押しつぶされて死ぬ人もいたという。
来日から1年もしない内に、弥助は侍としての身分を手に入れた。間もなく弥助は日本語を自在に操り、信長のお供として戦場に出るようになった。
(略)
ウェブ氏とディスノー氏(ブログ筆者補:フロイド・ウェブ、デボラ・ディズノー両氏、弥助のドキュメンタリー映画を製作した)によると、弥助は日本に到着した直後に織田信長と出会った。信長は、弥助の巧みな話術に興味を引かれたのだろうという。
弥助についての著書がある研究者のトマス・ロックリー氏は、弥助は当時すでに日本語を少し喋れるようになっており、信長とは馬が合ったようだと説明する。
ロックリー氏によると、弥助は訪日前にアフリカやインドで生活した経験があり、こうした地域の話を信長に聞かせて楽しませたのだという。
(出典:BBC NEWS JAPAN記事「アフリカ出身の侍がいた 戦国時代の数奇な人生、ハリウッド映画へ - BBCニュース」)
トマス・ロックリー氏の著書
NETFLIXでも、彼をモデルにした、アニメ「YASUKE」が2021年4月から配信されている。
(弥助の生涯、信長との関係、弥助の登場する作品、出版されている資料などが紹介されている記事)
(史実のほか、海外の研究者やドキュメンタリー制作者の意見が紹介されている記事)(弥助のハリウッド映画化計画についての記事【英語版】)【弥助を紹介した動画(英語版・字幕付き)】
(註2)弥助 - Wikipedia
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