2014年02月04日

「ラファエル前派展」1

本日は取り急ぎご連絡まで。

ただいま(2014年1月25日〜4月6日まで)、東京六本木の森アーツセンターギャラリーで「ラファエル前派展」が開催中です。

公式HPはコチラ

ラファエル前派とはヴィクトリア朝時代のイギリスで開花した芸術の一グループの名前で、ルネサンスの画家 ラファエロより前の時代にあった、中世や初期ルネサンス美術にみられる題材、描法をとりいれているのが特色……とのことです。
 
 しかし、とりあえず素人の目から見ると異様に美しく緻密で、色彩とロマンに溢れる画風といったところでしょうか。

ファンタジー漫画を実写にしたみたいな感じの非日常的ながら描写は非常にリアルな作品が見られ、日本人にはとてもとっつきやすい感じです。

ひらたく言ってこんなに上手で(既にさまざまな技法が出来上がった後の時代の産物だから)こんなに丁寧でこんなに耽美華麗な絵は、なかなか見られるものではありません。

 個人的には「 『ポーの一族』時代の萩尾さんの作品が実写になったみたい。いや、やっぱり絵だけど(どっちだ)」といつも思います。


ポーの一族   1

で、この展覧会、イギリスのテートギャラリーから作品が出張してきているのですが、「今テートに行ったラファエル前派ファンの人は怒るのでは(あれもこれも出払っちゃって)」というくらい惜しげもなく、時代を代表する名作を派遣してくれています。

よろしければ、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

次回は、この展覧会にくるなかでも、ラファエル前派の最高傑作のひとつであり、そして、日本人からすると文豪夏目漱石にインスピレーションを与えたということでも知られる名作ジョン・エヴァレット・ミレイ作「オフィーリア」について補足情報をご紹介させていただきます。

読んでくださってありがとうございました。
posted by Palum. at 23:38| 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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