2013年06月01日

「夏目漱石の美術世界展」(東京芸術大学美術館)と「絵で読み解く漱石」(新日曜美術館)のお知らせ

取り急ぎご連絡まで。
5月14日〜7月7日まで、上野の東京芸術大学美術館で「夏目漱石の美術世界展」が開催されています。
(展覧会公式HPはコチラです。)
 文豪夏目漱石、彼の作品の優れた点を挙げると日が暮れるほどに見事な作家です。
緻密な構成力、鋭敏な観察力、冷静な知性、繊細な美意識、軽妙なユーモア、そして、たぐいまれなる誠実……芸術が人を感動させる全ての要素を兼ね備えているという点では、古今東西最強の作家と思っております。無いものが何も無い。
今回の展覧会では、この稀代の作家の、「文字で綴られた映像美」とでも呼ぶべき魅力に注目し、彼の作品に影響を与えたであろうイギリス・日本両国の名画や、漱石作品の美しい装丁、漱石本人の書いた絵や書、同時代の芸術家の作品を目にすることができます。(彼の作品に登場する絵を現代作家さんが再現した新作という面白い試みも観られます。)
で、明日(6月2日【日】午前9時〜10時まで)NHKの「新日曜美術館」でこの上野の展覧会にちなんで「絵で読み解く漱石」という特集があります。(番組ページはコチラです。)
番組で紹介されるであろう中に、イギリスの画家ウォーターハウスの人魚の絵があり、漱石を抜きにしても映像として非常に美しいので是非ご覧になってみてください。(代表作『三四郎』にこの絵が登場しているのだそうです。)
個人的にウォーターハウスが好きだったので、以前記事にさせていただいたことがあります。そのとき、彼の描く女の人や場面は漱石作品に似ているなあと思っていたのですが(質感はすごくあるのにとても神秘的なんですよ、そこに独特のはりつめた美がある。)、ずばり漱石のお気に入りだったのですね。やった、当たった。(て、言うのか?)。
よろしければ過去記事も併せてお読みいただけると嬉しいです。(過去記事はコチラです。)
近々、漱石作品についても記事をアップさせていただきますので、よろしければまた見にいらしてください。
(もういくつかは書いてあります。ほめる要素がありすぎて終わらないだけです【なんか読み物としてウザそげだな……。】)
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posted by Palum at 06:06| 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする