2009年08月01日

豚インフルエンザについて

こちらではSwine(『豚』の古語)flu(インフルエンザ、の略語)と呼ばれています。

夏休みですから、お出かけになる方、イギリスに観光で来るというかたも、たくさんいらっしゃると思います。

ご心配ですよね。

イギリスでも、状況は刻々と変わっているので、詳しいことは、リアルタイムのニュースで、情報収集をしていただきたいのですが、わたしが見たかぎりの印象です。

良くも悪くも、イギリス人は、一時期の日本人に比べると、騒いでいないようです。
(ホストマザーによると、ケンブリッジの週末の人込みが、目立って減っているそうですが。)

ケンブリッジにせよ、ロンドンにせよ、町でマスクをしている人は、いままでのところ見たことがありません。

豚インフルエンザに対する、一般的なマスクの効果を疑問視する意見があるから、
(素人感覚では、しないよりは、安全度高いと思うんですけれどね……)
とかいうことをぬきにして、イギリスではマスクをする習慣が、もともとアジアほど定着していないのです。

してください……、と思ったことも一度や二度ではありませんが……。

この病気が流行る前、マスクの習慣について、イギリス人の知人にうかがったら、
「そうそう、アジアの人はマスクをしますね」
と、異文化習慣のようにおっしゃってました……。


「Catch it Bin it Kill it」
今、イギリスのお手洗いや洗面所には、いたるところにこのキャッチフレーズが貼られています。

「Catch it(=それ【ウィルスのこと】を捕まえなさい」
 →【具体的行動……くしゃみは(ティッシュを手にあて)、口をおさえてしなさい】」

「Bin it(=ウィルスを【ごみ箱に】捨てなさい」
 →【具体的行動……そのティッシュはすかさずごみ箱に捨なさい】」

「Kill it(=ウィルスを殺しなさい)」
 →【具体的な行動……その手をすぐに洗いなさい】」

という意味で、イギリスでは、豚インフルエンザ感染拡大予防に、最も
有効とされる行動を宣伝しているのです。

このキャッチフレーズを載せた「Swine Flu SKANK」という歌が、ネット上でヒットしたそうです(You Tubeなどでごらんになれます)。

ルー大柴さんの「MOTTAINAI」のヒットみたいな感覚でしょうか……?

わたしも観ましたが、若者の勢いのある感じの音楽で、日本のその手の音楽とは全然違いました。面白いですよ。

真面目な話としては、妊娠しているかたや、健康に不安のあるかたが、人込みに出ることや、不要な外出は控えるようにという警告は、既に出ています。

これから、わたしのブログで、劇場や美術館、博物館についての情報というのも、いくつか書かせていただく予定ですが、これらも、人が大勢集まる場所です。

また、こうした場に行くまでの、地下鉄、バス、電車なども、注意が必要な場です(個人的には、かなりの密閉空間である地下鉄で一番用心してますね……)。

こういった場に、お出掛けになるか否かの判断と、感染予防のための行動は、必ずご自身の責任で、信頼できる情報を集めた上、慎重にお決めになってください。

手摺りなども危ないと言われてますので、わたしは薬局で、手の消毒用ジェルを買って持ち歩いています。
もちろん、うがい手洗いもことあるごとにやっています。

消毒.JPG

※余談ですが、たった今、掲載のために画像をチェックしていて、自分の消毒用ジェルがどうも子供向けらしいと気づきました。
(下部に「Specially formulated for kids」と書いてあった)
どうりで、絵柄が微笑ましいと思った……まあ、いいです……。

イギリスにお住まいの方も、観光でいらっしゃる方も、この夏休みを、どうぞ無事に、楽しくお過ごしになれますように。
posted by Palum. at 23:55| イギリスの暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ