2016年07月31日

こうの史代さん漫画 Kindle(電子書籍)セール実施中

Kindleが閲覧できる方限定なのですが、7月29日よりこうの史代さんの漫画がセール中とのことなので、お知らせさせていただきます。

ある女性の原爆投下後の日々、そして、現代を舞台に、被爆した母、祖母を持つ姉弟とその父を描いた「夕凪の街、桜の国」。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) -
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) -

戦中の広島県呉市に嫁いだ女性すずと、彼女が出会った人々の日常を描いた「この世界の片隅に」(上中下巻)。

この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス) -
この世界の片隅に : 上 (アクションコミックス) -

暮らしや街の風景、そこに生きた人々の思いが、ぬくもりのある筆致でこまやかに描かれ、どちらも日本漫画史上に名を刻む傑作です。

我々と同じように、生活し、愛し、悩み、泣き笑いした人々が、どのようにあの時代を生きていったかに触れることで、登場人物たちと、平和な日常への愛情が読み手の胸の中にわいてきます。

戦争や原爆という非常に重たいものを根底に据えながら、抑制された語り口と余韻で、読んで何を思うかは、多くを読み手に託す、非常に珍しい作品です。

すでにどちらの作品も実写化されていますが、映画版「夕凪の街、桜の国」で父親役(すごく合ってる)を演じた堺正章巨匠が「チューボーですよ」で、(確か)田中麗奈さん(同作品主演)と料理をしながら、映画公開後数年経ってるのに「あれはいい話だったね……」と、しみじみと実感のこもった声で言っていたのが印象的でした。

夕凪の街 桜の国 [DVD] -
夕凪の街 桜の国 [DVD] -

今回のセールは、2016年秋(予定)の「この世界の片隅に」のアニメ公開を記念したものだそうです。(アニメ公式情報はコチラ

(参照)「電子書籍の更地(電子書籍セール情報まとめページ)」
同ページツイッター7月29日情報 

セール期間がいつ終了するかわからないので、ご購入はお早めに。

「夕凪の街、桜の国」の99円は、最も意義ある百円玉の使い道になることをお約束します。

定価、または紙書籍でも買う意義は絶対に絶対にありますのでご検討ください。
(絵がきれいで、どちらの作品も見開きの名場面があるので、一番いいのは紙書籍です。私は両方持ち。)

違うサイトでちょっと申し訳ないのですが、「まんが王国」で「この世界の片隅に」数話分試し読みできるのでリンク貼らせていただきます

「この世界の片隅に」については、いずれもう少しご紹介かせていただきたいと思います。

他の作品もセールになっていて、こうのさんの作品はすべて粒ぞろいなのですが、イチオシは「ぴっぴら帳(ノート)」。(全2巻)

ぴっぴら帳 : 1 (アクションコミックス) -
ぴっぴら帳 : 1 (アクションコミックス) -

ちょっと天然な女の子きみちゃんとインコのぴっぴらさんの暮らしを描いた4コマ漫画。

上記二作で「戦争漫画家」のようなイメージがあるこうのさんですが、同じくこまやかな日常描写と、抜群の観察力で、ほのぼの笑える、今数多くみられる動物漫画の中でも傑作のひとつだと思います。

インコも話しかけてかわいがって育てるとあんなになつくし、色々面白いリアクションを見せてくれるんだなとこの漫画で知りました。
(作品はフィクションですが、ぴっぴらさんの表情やしぐさはこうのさんが実際に目にしたものだと思います。)
ぴっぴらさんの描き方がかわいいキャラ化されすぎてなくて、「まんまインコ」な感じがまたいい……。

読むと犬派の私も猛烈にインコと住みたくなりました。きみちゃんの周りの人々とのやりとりや、ういういしい恋の話も読んでいて楽しいです。

各回オープニングの、季節感あふれるきみちゃんとぴっぴらさんのカットが、カワイイ上に少し大正の叙情画を思わせます。

ぴっぴら帖カット(部分).png

傑作コマ(いっぱいあるけど) 

きみちゃんの前衛的粘土細工インコを熱烈に気に入るぴっぴらさん

粘土インコに求愛するぴっぴらさん.png

カミナリに緊張して細くなるぴっぴらさん

ぴっぴらさんほそくなっている.png

頭がかごの隙間にはまってしまったぴっぴらさん

頭がはまってしまったぴっぴらさん.png

こちらも是非ご覧になってみてください。

読んでくださってありがとうございました。


posted by Palum at 03:10| おすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月30日

映画「クレアモントホテル」(イギリス/アメリカ 2005年制作)ご紹介


クレアモントホテル [DVD] -
クレアモントホテル [DVD] -

明日(2016年7月30日〈土〉午前8時〜)イマジカTVでイギリスを舞台にした素敵な映画が放送されます。(8月8日〈月〉14:30より再放送)
(イマジカTV公式情報はコチラ


「クレアモントホテル(原題「Mrs Palfrey At The Claremont」)」。

ロンドンのホテルに暮らすことになった老婦人と、物書き志望の青年の心の交流を描いた作品です。

「年を取ったらホテル暮らし」

憧れる響きですが、実際の暮らしはどのようなものかをこの映画で見ることができます。
そして、偶然出会った老婦人と青年との、名前をつけるのが難しいけれど温かな関係が印象に残ります。

原作は小説家エリザベス・テイラー(あの女優さんとは別の方です)の1970年代の同名小説、記憶がおぼろげで申し訳ないんですが、かなり忠実に映画化されていたと思います。元ネタが良ければ、この映画みたいにそれを大事に使えばいいと思うんだけどなー(←なんか他の作品で色々不満を抱いている模様)

クレアモントホテル (集英社文庫) -
クレアモントホテル (集英社文庫) -

映画の予告動画です。




以下、あらすじと見どころをご紹介させていただきます。

(あらすじ)
夫に先立たれたパルフリー夫人は、自立した生活をするために、ロンドンのホテルに引っ越してくる。
(海外には、いわゆる旅行者向け宿ではなく、長期滞在に対応する「retirement hotel(退職〈隠居〉者向けホテル)」というものがあるそうです。)

しかし、ホテルは思って以上に質素、既に同じ目的で長期滞在しているエキセントリックな人々や、愛想の悪い従業員にはどうも馴染めず……と、パルフリー夫人の期待や気合はさっそく裏切られてしまう。

ホテルの滞在者たちに、連れてきてほしいとせっつかれ、ロンドンにいる孫にも連絡をとってみるが、そもそも電話からしてつながらない始末。

独りロンドンの町を歩いていたパルフリー夫人はつまづいて転んでしまう。

その時、近くの建物から出てきた青年ルードが、「お手伝いさせてください」とパルフリー夫人に駆け寄ってきた。

ルードの部屋でケガを治療してもらったことをきっかけに、二人は意気投合。
パルフリー夫人はルードに、孫のふりをして、ホテルの皆に挨拶してほしいと頼み込む。

ハンサムなルードの登場に目を見張るホテルの人々。

ルードに感謝したパルフリー夫人は、以来、ルードを気にかけ、ルードもまた、優しくチャーミングでしっかり者のパルフリー夫人に、自分の実の母親には無い、女性の理想を見て、彼女を慕うようになる。

(見どころ)
友情、家族愛、そして恋心、そのどれでもありうるような感情が、魅力的な二人の確かな演技で表現されています

個人的な話になりますが、パルフリー夫人のくりくりして愛嬌があるけれど、はっきりと気丈さがみてとれる目と、聞いてる側が焦るほど人生を達観した台詞がなんか私の祖母に似ていて、それだけでポイント高くなってしまう……。
(あんなに毎日気合いれてオシャレしてなかったっつーか、よく髪放置爆発させてたけど、あと、あんなにウィットに富んだ喋り方じゃなく、率直すぎて過激発言連発だったけど、でも、面白くていい祖母だったんです。)

女性にはルードのハンサムっぷりを観ていただきたいです。

彼の登場シーンは、半地下からなんですが、パルフリー夫人が道で倒れた直後、階段を駆け上がってきて姿を現した瞬間からもうハンサム。転んだ直後にあんな綺麗な異性がいきなり地下から出てきて助け起こされたら、転んだことよりびっくりすると思う……。
「乙女の愛の夢(※ジャイアン作詞作曲の歌のタイトル〈なぜここに挟む〉)」全開シーンで、相手が同年代の女性だったら、都合の良い少女漫画か恋愛ゲームかと総スカン食らいそうですが、パルフリー夫人なのでなんとなくセーフ。

パルフリー夫人もそんな美しいルードに亡き夫の思い出を託して、ほのかな感情を抱いていると思われる場面がいくつかありますが、パルフリー夫人の好きな映画(「逢引き(Brief Encounter)」)を観てみようと店に入ったルードは、その時言葉を交わした女の子と恋に落ちます。

ルードと、その女の子から慕われ、一抹の寂しさを感じながらもルードの恋を応援するパルフリー夫人。

そうやって夫人とルードの穏やかな愛情の季節は少しずつ移り変わっていきます……。

派手さは無いけれど、チャーミングで味わい深い映画です。よろしければご覧になってみてください。

読んでくださってありがとうございました。

(参照URL)
Wikipedia記事日本語版
同、英語版 https://en.wikipedia.org/wiki/Mrs._Palfrey_at_the_Claremont
(「Rotten Tomatoes」レビュー一覧ページ)https://www.rottentomatoes.com/m/mrs_palfrey_at_the_claremont/
(「Allmovie」英語あらすじ紹介ページ Mark Deming筆)http://www.allmovie.com/movie/v338298
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2016年07月29日

「やめてみた」(わたなべ ぽん作 コミックエッセイ)ご紹介

35kgのダイエットで話題となった漫画家わたなべ ぽんさん(ご本人ブログはコチラhttp://ameblo.jp/watanabepon/)の最新刊が先日(2016年7月27日)発売されたので、ご紹介させていただきます。

(一部ネタバレありなのでご注意ください)

タイトルは「やめてみた」

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方 -
やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方 -


これまで、ダイエットや汚部屋脱出に挑戦してきた(そして見事成功、今もキープに奮闘している)ぽんさんが、それまで自分の生活の中であたり前だった、家具家電、習慣、思いグセなどについて見直し、不要と思えたものについてはやめてみる、そのための手段と結果を描いたコミックエッセイです。

ぽんさんのダイエット、掃除関連漫画はコチラ。

スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -
スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -

もっと! スリム美人の生活習慣を真似したら リバウンドしないでさらに5キロ痩せました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -
もっと! スリム美人の生活習慣を真似したら リバウンドしないでさらに5キロ痩せました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -

スリム美人の生活習慣を真似して痩せるノート術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -
スリム美人の生活習慣を真似して痩せるノート術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -

ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -
ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました (メディアファクトリーのコミックエッセイ) -

ぽんさんの作品すべてに言えることですが、彼女が目標達成する方法はいつもいたってシンプルです。
(例、リンゴだけ食べるダイエットに挫折→栄養バランスの良い低カロリーメニューと、継続しやすいウォーキングに変更)

なので、もし、斬新で効率的なノウハウを知りたい!と思う場合は、掃除やダイエットの専門家の本の方が合っていると思います。

ぽんさんの本の魅力は、人の習慣やアドバイスをとても素直にとりいれるご本人のお人柄。

そして、そうやって謙虚に頑張った先の結果と、それに伴って自分の気持ちがどう変化していったかが描かれているところです。

今回の本でもその魅力を十分に味わうことができます。

また、ぽんさんの上記4作品と併せて読むと、1人の人の習慣と気持ちがどうやって変わっていくかがわかるのでいっそう面白いです。(別に関係者じゃないですよ……)

炊飯器や掃除機をやめてみたという話については、「ふむふむなるほど、良さそうですね」みたいな感じで、のんきに楽しく読ませていただきました。

ぽんさんも、「はじめに」で「やめてみたものはあくまで私の生活には必要なかったものであり、もしかしたら皆さんの生活には必要不可欠なものかもしれません。でも、「こんな生活もあるんだな〜」と楽しんで読んでもらえるとうれしいですし、自分にとって本当に必要なものとはなんだろう?と考えてみるきっかけにでもしてもらえたら、もっとうれしいです」と書いていらっしゃいます。

(補)逆に、たかぎなおこさんは長年のほうき・フロアモップ生活から掃除機に切り替え、あまりの便利さに「すんごいよね掃除機って、スイッチひとつでゴミを吸ってくれるなんてさあ(※)」と、鼻息荒く昭和三十年代の主婦のようなことを言って友人に怪訝な顔をされていました。ひとそれぞれ。
(※)『ひとりぐらしな日々「ちょっといい暮らし…の巻より」』

ひとり暮らしな日々。 -
ひとり暮らしな日々。 -

ですが、自他ともに「どー考えても減らしたほうがいいだろ」と思われる、そして現在進行形で私自身が戦っている、「無駄ネット閲覧(スマホ)」についてのお話はぐっさりきました。

今週月曜日(つまり発売日2日前)からその依存を断ち切るべく、七転八倒していた私にとってはまさにベストタイミングの助け舟です。
(いやもうかれこれ数年、ほぼ毎日欠かさず「やめよう→当日中に挫折」だったけど、今度こそと頑張りだしたのが今週月曜。)

ぽんさんの場合、スマホ閲覧がやめられず、朝から深夜3時ごろまでとりとめのないサイト(投稿者の悩み相談にユーザーがこたえるページなど)を見続けた結果、

「寝坊」→「仕事メール確認忘れ」→「締切に追われ、ごみ出し、洗濯もの片づけができず」→「夕飯が作れず、夫さんに買いにいってもらう(片づけも夫さん任せ〈平日の家事は基本ぽんさん担当〉)」と、雪だるま式にミスをしてしまいます。

しかも、夫さんが買ってきてくれたお弁当を食べているとき、夫さんから、「明日は同僚女性(ぽんさん宅に何度も来ている人)の相談にのるために飲み会に行ってくる」と報告を受けたぽんさんは、
「ネットではそういうのを“相談女”といって、相談を口実に男性との距離を縮める嫌な女の手口らしいよ」
……と、かつてみたこともないようなワルイ顔で言ってしまいます。

ぽんさんスマホ依存1.png

(「人の悪口を言うと顔が曲がる」ってこういうことですかね)

ここでとうとう
「ダラダラネットをみているせいで、最近生活もだらしないし、仕事にも影響が出て、性格までキツくなっている気がする。もういいかげんネットなんかやめればっ!?」
と、旦那さんに厳しく注意されます。

ぽんさんスマホ依存2.png

(「あの夫さんが怒った……」とぽんさんは無論、既刊愛読者も驚いた場面)

この本の中で、このエピソードが二つの意味でとても印象に残りました。

まず第一に、ネットの強烈な依存性。

どうやらこの出来事は、ぽんさんが半年にわたる大掃除を決行した後のようなのですが、苦労して素敵な部屋を作り上げ、仕事のスケジュール上やむをえない時以外は、維持を心がけていたであろうぽんさんが、赤の他人の人生相談(その相談内容自体もぽんさんには無縁)という、観なくても全く困らない情報に釘付けになった挙句、それまで積み上げてきた生活習慣をガタガタにしてしまっています。

第二に、他人のトラブルやゴシップ情報にはまることの弊害。

これまでのぽんさんのお掃除、ダイエット本を読むとわかるのですが、ぽんさんの夫さんは、ぽんさんが、お掃除が苦手だったときも、今より35kg太っていたときも、彼女に説教めいたことを言っていません。
(でもぽんさんが頑張ったときには一緒に喜んでくれる優しい人。)

その(直前にも「頑張れ〜」といいながら片づけと買い出しをしてくれていた)夫さんが、「もういいかげんネットなんかやめればっ!?」と強く言っている。

夫さんにとっては、多少部屋や汚いとかぽっちゃりしているとかよりも、ぽんさんの性格がキツくなるほうが、よっぽどイヤなことだったのでしょう。

ちなみに、こういうとき、その手の相談サイトだと火に油をそそぐように、
「(女性側)相談女にまんまと騙されちゃって、男ってホントバカ、まんざらでもなかったから逆ギレしてんじゃないの?」
「(男性側)ちゃんと報告してんのに、家事もやらずに疑うなんてサイテーだな、ハズレ嫁だ」
と、泥沼が続くのが定番です。

この手のサイトのやりとりは、悩み相談の皮をかぶった口げんかや誹謗中傷に発展することが多いんです。ええ詳しいですとも、私こそが今この手の閲覧中毒と闘っているから……。

ネット依存については、「ゲームサイトへの過度の課金がやめられなくなる」、「長期間画面を見続けることにより頭痛、自律神経失調症を引き起こす」などの危険性はよく指摘されていますが、「生活サイクルがどう乱れてしまい、家族とのコミュニケーションに悪影響を及ぼしてしまうか」という段階を描写してくださっている例はあまりなかったと思います。
(ええ詳しいですとも2、どうやったら治せるか、ネットをむさぼり読んでいましたから、そして脱線してその手の相談サイトに舞い戻っていましたから〈←……〉)

普段穏やかな夫さんの厳しい注意に激しく反省したぽんさんは、「ネットを見るときのルール」を設定することにします。

その方法はいつも通りシンプル。「自分にとって害になるサイトを閲覧できないようにブックマークを外す」、「アラーム代わりに布団に持ち込んでいたスマホを遠ざけるために、目覚まし時計を使う」などです。

正直、この「方法」だけならそこまでの効力があるかどうか疑問ですが、ぽんさんのトラブルと夫さんのお叱りを読んでからだととても響きます。セットで有難い。

その後、素直に謝ったぽんさんに、夫さんも「キツく言いすぎた」と言ってくれて、ふたり仲良く、その同僚女性のお礼のプリンを食べていました。(ほっこりするオチ)

この他の「やめてみた」情報もとても面白いので是非(できれば既刊本とセットで)読んでみてください。

(補、ぽんさんは何気ないことのようにおまけ欄に描いているけど「酒」「タバコ」という人類二大依存品をやめるまでというスゴイ情報も入っていて衝撃だった。当ブログでぽんさんの減酒方法についてご紹介している記事はコチラです(※記事後半部です)。)

また、当ブログで、ぽんさんのお掃除、片付けエッセイ「ダメな自分を認めたら部屋がきれいになりました」をご紹介している記事はコチラです。

よろしければ併せてご覧ください。

読んでくださってありがとうございました。
posted by Palum at 04:40| おすすめ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

「野火」(大岡昇平作の戦争文学)


野火 (新潮文庫) -
野火 (新潮文庫) -

明日(2016年7月29日〈金〉13:00〜14:45)BSプレミアムで大岡昇平の小説「野火」の映画版が放送されるそうです。(監督は巨匠、市川崑監督)
参照 http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html?next

野火 [DVD] -
野火 [DVD] -
第二次大戦時のフィリピン、日本軍敗戦を目前とし、食糧や薬が欠乏する中、病気のために切り捨てられた兵士「私(田村)」が、病院に入ることも許されずに、米軍や地元民から逃れて、孤独にさまよう中で、飢えと病、そして「私」と同じように絶望的な状況に陥った果てに、もはや仲間の肉体すらも生き延びるための食糧とみなすようになった日本兵同士の殺し合いを目の当たりにするという作品です。
(「野火」のウィキペディア記事はコチラ

映画版は、今回放送される市川崑監督版(1959)と、塚本晋也監督版(2015)があるそうですが、後者は、そのあまりの凄惨さに、映画祭出品時、作品途中で席を立つ人が続出したそうです。(参照AFP記事 http://www.afpbb.com/articles/-/3024845

野火 -
野火 -

ここで、監督の異なる映画版二作についてネット上の批評を引用させていただきます。

市川崑の『野火』ではカニバリズム(補、人肉食)を拒絶し、人とケダモノの境をぎりぎりの理性で線引きしてみせた田村は、人が普通の人間らしい暮らしをしているはずの野火のありかを目指して仏のように歩み出て銃弾に倒れる。戦時の記憶が国民の多くにまだ鮮やかであった時代、そんな美しい表現に託さなければこの主題は重すぎて観るにたえないものになったかもしれない。だが、世紀をまたいで戦争の記憶を継承する人々もいなくなり、やおら社会がきな臭くなってきている今、塚本晋也は逆に戦争の残酷さ、残虐さを真っ向から突きつけてくる。塚本監督がかねて露悪的に描いてきたグロテスクな、もしくはスプラッタ的なイメージが、本作ではその遊戯性抜きに正視が難しいほどの陰惨さで動員される。

(「樋口尚文の千夜千本 第17夜「野火」(塚本晋也監督)」より)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/higuchinaofumi/20141123-00040926/

通常、戦争映画は実際に戦場で起こるその悲惨さや残酷さを伝え、観客は映画館という安全な場所でその非日常的な現実を体験する。しかし『野火』はそうした悲惨さや残酷さより、実際の戦場で兵士が何を思い感じているのかということに焦点が置かれている。観客は映画館で、ちょっとしたことで現地人を銃殺するだろうこと、挙げ句は「猿の肉」を人肉と知りつつ喰らうだろうことに適応していくのだ。いわゆる戦争映画とは別の視点で戦争がどんなものかを伝えてくれる

そしてそれが、1959年に市川崑により映画化された『野火』との大きな違いでもある。


(映画紹介ページ「Lucky Now」内「【野火】これは、いわゆる戦争映画ではない(執筆者 今川 幸緒)」より http://luckynow.pics/nobi/ )

「まだ戦争の記憶が生々しかった時代に、原作とは異なり、主人公「私」が人肉食というタブーを最後まで拒絶する姿を通じ、極限状態の中に残された『人間の理性』を表現した市川版」と、
「戦争の記憶が薄れた今、観客たちに向けて、『戦争は人間の心を完膚なきまでに崩壊させる』ということを表現した(そのため、原作通り「私」は人間の肉を口にする)塚本版」
という違いがあるようです。

どちらが正解ということもないのですが、個人的には、映画鑑賞を検討している方も、是非先に小説を読んでいただきたいと思います。

そこには、小説という表現方法でなければ描けない、また別の、戦争と人の心が描かれているからです。

著者自身が戦地に赴いて体験したことと、それまで学んできた知識、おそるべき冷静さを秘めた精神力、文学的才能を融合させることによって生まれた、おそらくは世界的にも類を見ない、「極限状態におかれた、ある特異な一個人の魂」がそこにある。

「人間」全般ではなく、遭遇した出来事と、個人の思考によって姿を変えていった魂。

いわゆる社会的な善悪とは既に切り離された人々のうちの、ある男が思い、感じること、その心に写る世界のありようが。

私は最初にこの小説を読んだとき、内容のあまりの惨さにうちのめされ、「一度は知識として知っておくべき戦争と人間の暗部を学んだ。でも、繰り返し読まなくてもいい」と思っただけで、何年も放置していましたが、なにかのきっかけで、もう一度読んだとき、今度は、「私」の、地獄にあってすら、(いっそ現実離れしているほどの)静かで知的な視点や語り、そして、病に蝕まれて、正気を失った末に、死の間際に澄んだ目で「私」に語りかけてきた兵士、その男の言葉によって変容してしまった「私」の葛藤に、心をゆさぶられました。

この小説は戦いを描いています。

国籍の異なる者たちの戦争、同じ国の、生き延びるために互いの肉を奪い合おうとする者たちの争い。そして、

死の前にどうかすると病人を訪れることのある、あの意識の鮮明な瞬間、彼は警官のような澄んだ目で、私を見凝めて(みつめて)言った。
「なんだお前、まだいたのかい、可哀想に。俺が死んだら、ここを食べてもいいよ」


餓死したくない、しかし、「食べるために仲間を殺す」というタブーを避けたいがために、命が尽きる寸前の病人を見張っていた「私」に対し、そう言って、自分の痩せ衰えた腕を示して死んだ男。

「食べてもいいよ」と言われたがために、誰も見ていない、誰も助けてくれるはずもない、誰からも、食べようとしているその男からも責められない状況になってすら、「私」はその男を食べられなくなりました。

彼の意識が過ぎ去ってしまえば、これは既に人間ではない。それは普段我々がなんの良心の呵責なく、採り殺している動物や植物と変わりもないはずである。
この物体は「食べてもいいよ」と言った魂とは別のものである。


そう自分に言い聞かせ、「食べてもいいよ」と言われたその腕から、肉を切り取ろうと剣を振り下ろす「私」。しかし、


その時、変なことが起こった。剣を持った私の右の手首を、左手が握ったのである。


地上の誰も「私」を見ていない、裁かない。死んだ男は既に許している。それでも、完全に孤立した「私」の中で起こった、剣を下そうとした右手と、それを掴んだ左手の間に生まれた戦い。

人の心は環境の変化で数日で崩壊する。
それは、人の肉体が重い岩をどうしても背負えずに潰されていくのと全く同じように、人間の限界がもうそこにあるから。

それを感じさせる世の中の出来事をさんざん見聞きし、自らの心にもそのきしみ、ゆがみ、くずれを見た後に、この作品を読むと、そのたびに、「『食べてもいいよ』と言われたがために、「私」の右手と左手の間に起った戦い」が、既に失望を刻み込んだ心臓に、何か異なる温度をもって突き刺さります。

「野火」という文学は、国家と人間同士の戦いの他に、その渦中にあってすら、孤独な個人が自身の中で激しく葛藤した、その戦いを描いているために、稀有な作品なのだと思います。

是非、小説を手にとって、この心の動き、読み手を圧倒する「私」の左手の確かな手ごたえを実感していただきたいと思います。

いずれ、この小説の優れている点について、もう少し書かせていただきたいと思いますので、よろしければご覧ください。

読んでくださってありがとうございました。









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2016年07月27日

スタンフォード監獄実験(NHK BSプレミアム「フランケンシュタインの誘惑」放送内容)

明日(2016年7月28日〈木〉)21:00より、BSプレミアムの、科学史の闇を描いたシリーズ「フランケンシュタインの誘惑」で「スタンフォード監獄実験」が紹介されます。(公式情報はコチラ
(再放送7月30日午後6時00分〜 午後7時00分、8月25日午後5時00分〜 午後6時00分)

「スタンフォード監獄実験」
「与えられた役割や立場が人間の行動に与える変化」を調べるため、1971年、アメリカの名門、スタンフォード大学の、架空監獄施設で行われた実験です。

その実験環境の過酷さ、その後の被験者への深刻な影響などから、史上最も残酷な心理実験といわれ、その後、繰り返し映画の題材になりました。

(ドイツ映画「es」、「es」のアメリカ版リメイク「エクスペリメント」、2015年に再び「The Stanford Prison Experiment」として映画化されたそうです)

「The Stanford Prison Experiment」の予告動画



「es」(※実際の事件以上に残虐性が強い内容となっています。)
es[エス] [DVD] -
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エクスペリメント [DVD] -
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この実験は、「囚人役」「看守役」に分けられた一般人たちが、ごく短期間のうちに激変、看守役が囚人役を虐待しはじめ、実験を観察していたはずの学者すらも状況にひきずられて判断力が欠如、実験を中止できなくなるという事態を引き起こしました。

監獄環境の過酷さと看守役からの虐待により、精神に変調をきたす被験者が出ても実験は継続され、危険性に気づいた牧師(実際の刑務所カウンセラーを担当、学者に招かれて実験を見に来た)と被験者の家族により実験開始より六日目で急きょ中止となりましたが、(当初2週間の予定で実施)その際も看守役の被験者は中止に抗議したそうです。
(詳しくはウィキペディア記事をご参照ください。非常に詳しく書かれています。)

人間が普段持ち合わせていると自分でも思っている倫理観や判断力は、環境と立場の変化により(それが架空のものであってすら)たった数日で崩壊する、そしてそれを外部から観察しているだけのつもりだった人間さえも、いつのまにか巻き込まれて、目の前で被害に遭っている人間を見ても(本来自分はそれをやめさせられる立場のはずなのに)事態を変えられなくなる。

実験は、こうした、当初の想定をはるかに超えた人間の心のあやうさをあぶり出し、しかも後遺症をおった被験者たちの心を癒すためには10年の月日を要しました。
(実験を実施した心理学者ジンバルドー本人がカウンセリングを担当、今回の番組でご本人が登場するそうです。)

心理学上の大スキャンダルとなったこの実験は、しかし、「人間は立場と集団によって、一瞬で変貌してしまう」という重要な警告を残しました。

「正義を信じて組織に加わったはずの人間が残虐行為に加担してしまう」
「自分は相手を嫌っていないのに、周囲がその人をいじめているからと、それを止めずに逆に参加してしまう」
など、外部からみたら、なぜそのようなことがおこってしまったのかと思わせる事態も、この人間のあやうさに起因しているのではないでしょうか。
(番組では、併せてその後アメリカ心理学会が「テロとの戦争」の中で犯したスキャンダルについても触れられるそうです。)

実験がもたらした事態の異常性に目がいきがちですが、自分を含めた人間という生き物、そして集団の怖さを思い知らされる、もっと多くの人に警告として広められるべき事件だと思います。

よろしければ、番組をご覧になってみてください。

読んでくださってありがとうございました。
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2016年07月26日

夏向き癒しの犬動画2作(「ゴールデンレトリバー、フロート(大型の浮具)を盗む」&「ドッグスパ」)


今日はYoutubeより夏にぴったりの犬動画を2作品ご紹介させていただきます。
(イルカ動画編はコチラ

一つ目のタイトルは「Golden Retriever steals pool float」



https://www.youtube.com/watch?v=0wNcMcTV_4k

昼下がり、個人宅と思われるプールで、女の子二人がフロートに寝そべりくつろいでいます。そして、二人の間で、最初は水色のフロートにつかまらせてもらっている、ゴールデンレトリバーのミロ。

ところが、もう一人の女の子の白いフロートにつかまろうとしたとたん、一人と一匹の重みでずぶずぶと沈みかけます。(でも離さないミロ)

水色のフロートに乗っていた女の子が気を聞かせて、「(ミロがそれを使いたいみたいだから)こっちに移ってあげたら?」と、ピンクのフロートを彼女に渡します。「んもー(笑)」みたいな感じで女の子が離れると同時に白いフロートによじのぼり、独り占めできたミロ。(譲ってくれた女の子にフロートを押されて、しっぽを半分水に浸して、ツーと独りただよう姿が可愛い)

再び静かな昼下がり……と思いきや、んじーっと女の子が移ったフロートを見つめていたミロは、白いフロートからすぐにおりてしまい、さぱさぱさぱ……と、ピンクのフロート、そして水色のフロートの間をさまよいます。

そして白いフロートをゆずってくれた女の子が乗るピンクのフロートに泳ぎ着くと、しばらく女の子と向かい合ってフロートにつかまってましたが、やがてのしのしよじのぼり、フロートを占拠してしまいます。

苦笑した女の子が再びミロにフロートをゆずって(やさしい)、白いフロートを使い始めると、「あっ、おねえちゃん……」みたいに見送っていたミロは少し眠たげながらも、また、そちらをんじーっと見つめていました……。

なにがしたいんだよ……とつっこみたくなる、けど、「だが許す(岸辺露伴「だが断る」風に※)」とそのカワイサで全犬好きをねじふせる光景です。

(※)ジョジョの奇妙な冒険第四部に登場する漫画家、仕事にかける情熱と問題のある性格が魅力の(←?)名脇役

女の子たちは、「人のが欲しいのかしら」というようなことをつぶやいていますが、コメント欄には、「He just wants to share a floatie---not his own. LOL What a lucky dog、一緒にフロートを使いたいんだよね、独りでじゃなく(大笑)、すごくラッキーな犬だ(←率直)」という意見が寄せられています。

レトリバーと、優しい女の子たちと、昼下がりの静かなプール……、という、涼と癒しのある画像です。

ちなみに、ミロの白いフロートを女の子二人が支えてくれて、みんなで川の字にプカプカしている動画もありました。女の子たちに挟まれ、フロートの上でおもちゃをしゃぶしゃぶして、
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば(※)」状態のミロ。本当にラッキーだなオイ。

(※平安時代栄華を極めた藤原道長の和歌)


https://www.youtube.com/watch?v=lasRk5rqkJU

※動画説明に「Milo and his best buds floating around the pool.」とあり、この場合の「bud」は「芽、蕾」ではなく、「buddy(相棒)」の略のようです。(参照Weblio辞書)なので「ミロと彼の大親友たちがプールで浮いてます」みたいなニュアンスかと。

ところで、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーはもともと水鳥専門の猟犬で、湖などで飼い主が撃った獲物を、泳いでとりに行くのが仕事でした。こういう遺伝を継いだ犬種を英語ではまんま「Water dog」というそうです。
「Water Dog」Wikipedia情報
https://en.wikipedia.org/wiki/Water_dog

このため、犬の中では非常に水好きで、いやっほーうい♪とばかりに水に飛び込み、スイスイ泳ぐ動画が数多く見られ(まるいおでことつぶらな瞳だから、アザラシっぽくなる)、今はその特性を利用して水難救助犬としても活躍しています。

(ちなみに我が愛犬は、水とは無縁の犬種らしく、当初、バスタブに入れてシャワーをひねると、殺される寸前のごとく、ずだだどすばた!と派手に浴槽を鳴らして抵抗し、慣れてすらこの世の終わりのような悲痛な面持ちで、頭も耳も尾も、とにかく全身全霊ぐったりとうなだれてシャワーから目をそむけ、ひたすら時が過ぎ去るのを待っていた。態度悪い。〈だが許す2〉)

併せて、水好きの犬(犬種書いてないけどゴールデンレトリバーっぽい)の癒し動画をご紹介させていただきます。

タイトルは「Dog Spa」
(すみません、一度中国っぽいと書いてしまいましたが、投稿者さんいわく、かかっている曲はタイの歌手Pai Pongsathonの「ความฮัก(読めない……〈汗〉)」とあるので、タイの動画みたいです。)



https://www.youtube.com/watch?v=EubuphQ79z4 (参考http://grapee.jp/16407)

歌謡曲がどこからともなくゆるく流れる屋外、おおきなタライ(ちょっとへにょってるから多分ゴム製)の泡風呂にあおむけに身をゆだねるゴールデンレトリバー。

ラフないでたちのおじさんが自分の手をこすりあわせてきめこまやかに泡立てたシャンプーでしゃわしゃわと長毛の毛並みを洗っています。

目を閉じ、お腹をおっぴろげに、おじさんに前脚をみよみよーんと伸ばされても、後脚をわしゃわしゃかきまぜられても、うっとりとろーんとなすがまま。

そんなおじさんのゴットハンドに夢心地な犬のそばをうろうろするゴールデンがもう一頭(兄弟?)。
実にうらやましげにじとっと覗き込むもう一頭に対し、どこまでも慣れた手つきで、しゃぐしゃぐしゃぐ……と犬の毛足を洗いながら、おじさんは「まーて!(順番だよ)」みたいなことを言ってます。

常に朗らかで忠実というイメージの犬が、逆に人に気を許しきっているがために、なにもしない姿というのも、また非常に味わい深いのですが、犬界でも特に聡明で献身的と名高いレトリバー犬(その性質ゆえに、家庭内で小さな子供の面倒をみてくれたり、セラピードッグとして福祉施設で働いていたりする)が、おじさんがせっせと泡立ててくれたシルキー泡にとろけるばかりでろってる姿はいっそうギャップ萌えです。大らかな歌謡曲も平和な生活感を漂わせて泣かせる。

この動画にはこんなコメントが寄せられています。(意訳)
「I want in SO BAD. I'm not sure I've ever felt that good in my entire life!(ものすごーくまざりたい。自分の全人生を通じてこんな(この洗ってもらっている犬級の)良い気分を味わったことがあるかどうかわからないよ)」

この犬の信頼とくつろぎに満ち溢れた顔を見るとつくづくそう思います。

今後もおススメしたい世界の動物動画をご紹介させていただきますので、よろしければご覧ください。
読んでくださってありがとうございました。

posted by Palum at 02:16| おすすめ動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする